TOEICの公式問題集は初心者から上級者までおすすめの難易度の参考書です。
TOEICの対策は公式問題集に始まり公式問題集で終わるという言葉があります。
それほど公式問題集はトイック対策において必要なもので、トイックの受験者はみんな買っています。
今回はそんなトイックの公式問題集について
- どんな人におすすめなのか
- 公式問題集で勉強するときの注意点
という情報をまとめました。
公式問題集とは?
トイックの本番と全く同じ形式で作られた問題集です。
そんなもの過去問でいいじゃないかと思われそうですがトイックには過去問がありません。トイックの試験が終了したら問題を回収されてしまいます。
なので、トイックの本番と似た雰囲気で問題を解くことができます。
巷にはトイックの問題を真似た問題集がたくさん出回っておりますが、公式が出した問題集が一番トイックの問題に近いです。
なので、公式問題集をバリバリ解きましょう。
公式問題集の難易度(どんな人におすすめか)
公式問題集はトイックの問題そのままですので、初級者から上級者まで幅広い層のレベルの人におすすめです。
ただ、一つ問題があります。
それは、基礎の知識が不安定のまま問題を解いていても力にならない可能性があるということです。
なので、間違えた部分の知識を別の参考書で埋める作業が必要になります。
僕のおすすめする参考書はNEXTSTAGEと公式ボキャブラリーブックです。
公式問題集でわからない単語、文法があったらいったん参考書に戻り、その分野を徹底的に勉強していきます。
下に具体例を示しておきます。
わからない単語があった場合
soarという単語が分からない→ボキャブラリーブックの索引でsoarという単語を探してその章の単語をすべて探す→公式問題集に戻る
わからない文法問題があった場合
仮定法ができなかった→NEXTSTAGEで仮定法の章を徹底的に勉強する→公式問題集に戻る。
という勉強法がおすすめです。
こうしていれば本番のテストの流れを掴みながら読解力、語彙力、文法力の三つの力をつけることができます。
公式問題集の勉強方法
時間を計って一度解いてみる
実際に試験の流れを掴むために公式問題集をときます。
各パートごとに一つ一つわけて勉強していったら、せっかく集められた問題が無駄になってしまいます。
効率的な時間の使い方を知ることで試験を有利に進めることができます。
間違えたところを復習する
せっかく公式問題集を解いたのに回答も確認せずそのままにするのはNGです。
きちんと間違えたところを確認して次は間違えないようにすることが大切です。
それを繰り返していくうちにだんだんトイックで高得点が取れるようになっていきます。
なんども繰り返し勉強する
間違えたところを直して、全体的にうまく解けるようになったらもう一度問題を解きなおしましょう。
何度も問題を解くことによって知識があなたの血肉になり似たような問題が出てきたときにすぐに反応できるようになります。
繰り返しは別々の問題をローテーションできると好ましいです。
問題1→問題2→問題3→問題1…という流れにすることで、問題を解く前に答えを思い出してしまうことが少なくなります。
公式問題集の口コミ
単語帳を何冊も買ったりして対策してみましたが、最も効果があったのはこちらのシリーズです。 ひたすら過去問解きまくるのがやはり有効ですね。
解説も豊富で分かりやすく、リスニング対策もこれ一冊で事足りるので重宝しています。
初めて受験する方も、上級者の方も、どちらにもお勧めできる一冊です!
散々TOEIC対策はやりましたが結局650止まりです。色々な参考書を使いましたが公式シリーズと特急シリーズが私には1番しっくりしました。
こちらの公式シリーズも5冊くらい持ってます。L&Rになってから3冊目?くらいです。
やはり、本場慣れするには公式シリーズが1番です。本番のテストに使われる単語も割と入っています。公式シリーズを数冊暗記するくらいやるだけでも600スコアはいけます。700以上狙う人は勉強する内容の次元が変わると思います。
自粛中、TOEICのスコアを上げるために購入しました。
現状、公式から出ていて実戦形式でTOEIC練習をできるのはこのシリーズのみです。
私はこのシリーズのほかの巻を持っていますが、購入するのであればこちらの最新版がおすすめです。
なぜならTOEICの傾向は毎年微妙に変化しているからです。
内容はいいのですが、二回分でこの値段は少し高いのと、本が分厚く解いているときに使用しにくいため★4としました。
良い問題集!TOEIC 対策の王道です。
ぜひ始めてみましょう。
TOEICで500点を取る勉強方法!おすすめの参考書は?
みなさんTOEIC対策に苦戦してますか?
昇格や就職活動に必要だったり、卒業のためにもTOEICの点数が必要なようですね。
今回はTOEICで500点を取る方法について解説します。
TOEIC500点ていうのはどれくらいの位置づけ?
TOEICで500点というのはどれくらいの位置づけなのでしょうか。
TOEIC公式データによると、第257回(一番新しいもの)で平均が609点でした!
そして下の図を見てもらえればわかる通り895点から445点までの全体的な割合は67%です。
TOEICの平均点は約600で割合的には67%なのでTOEICで500点を目指すということは、全体の半分よりちょっと下ということになります。
それを聞くとやる気がなくなってしまいそうですが、誰も生まれたときから英語が堪能だったわけではないので、きちんとした手順で勉強すれば、必ず誰でも狙った点数が取れるようになります。
TOEIC総合で500点目指す人たちの実力は
トイックで400点代の人たちはネイティブの会話がギリギリ理解できるレベルですね。
これは、TOEICのテストの点数をA~Eの5段階に評価した、TOEIC公式の画像のCランクの部分を拡大して切り取ったものです。
全体が見たい人はこちらからどうぞ。
PROFICIENCY SCALE (iibc-global.org)
画像には「基本的な文法や構文の知識は身についており、表現力の不足はあっても、ともかく自己の意志を伝える語彙を備えている。」と書いてあります。
この段階では、ある程度TOEICの問題を解く知識は集まっているが、読解力が不足していて、語彙不足、情報の不正確さや文法の知識の不足などが課題になります。
TOEIC500点のために必要な対策
TOEIC500点を取るためには以下の力が必要になります。
- 語彙力を鍛える
- 文法の知識の整理
- 読解力の向上
語彙力を鍛えるには単語帳が必要で、文法力を鍛えるには英文法の参考書が必要です。
読解力はひたすら過去問を解いていれば力がついてきます。
なので過去問を解きながら、わからなかった分野を文法書で確認しつつ、別の時間に英単語を覚えるといった勉強方法がおすすめです。
おすすめの参考書
公式問題集
まず、必ず買っていただきたいのは、TOEICの公式問題集です。
TOEIC対策は公式問題集に始まり公式問題集に終わると言われているほど重要なもので、受験生ほとんどの人が買っています。
TOEICは受験した問題を持ち帰れない上に過去問も確認できません。
なので、TOEICの公式問題集でなければTOEICの対策をとることはできません。
そしてどんなに語彙力や文法の知識を詰め込んだとしても、問題を解く練習をしなければ問題は解けるようになりません。
公式問題集は1~6まであります。
6番が一番新しく、一番対策に役立つと思います。
公式TOEICListening&Reading
この本もTOEICの公式が出している参考書です。
上の公式問題集とこれらをやっていれば間違いないでしょう。
この問題集は挫折しないように仕組みが施されています。
まず、この問題集は3ステップに構成されています。
この三つのステップに分けられた構成により、どんなレベルの人でも取り組みやすくなっています。
またこの参考書は書き込み式ですので、終わった時の達成感もいいものです。
公式ボキャブラリーブック
公式ページから抜粋してきました。中はこのようになっています。
この単語集は、実際にテストに出たままの例文で単語を学べるようになっています。
全部で1000単語です。
TOEICはTOEICのために専用で単語の勉強をしなければなりません。
なぜなら、出てくる問題は空港や銀行の取引現場など、ビジネスの取引現場などでのやり取りなので専門的な言葉がかなり出てきます。
なので公式問題集を解いていて言葉が分からなければ問題集と並行して単語帳もやっておいたほうが賢明です。
NEXTSTAGE
文法の知識の詰めが甘いなと感じたらNEXTSTAGEに取り組んでください。
これは大学入試用の参考書ですが、この一冊で英文法は網羅できます。
TOEICの問題集の文法事項でつまづいたらこの本に戻ってつまづいた分野を徹底的に取り組んでください。
例えば、
公式問題集で仮定法の分野で間違えてしまった→NEXTSTAGEで仮定法の分野を徹底的に勉強する→公式問題集に戻る
という流れになります。
この勉強法を続けていたら文法は完璧になります。間違いないです。