金のセンテンスはどんな人におすすめ?勉強法も解説します。
金のセンテンスという参考書をご存じでしょうか。
TOEIC対策の専門家のこれはTEX加藤さんという方によってつくられたTOEIC専用の単語帳です。
金のフレーズという単語帳もあり、センテンスとフレーズで何が違うの?という疑問もあるかもしれません。
今回はそんな疑問を抱えた方でもわかるように金のセンテンスについて解説していきます。
金のセンテンスは金のフレーズから派生した参考書です
金のセンテンスは金のフレーズという参考書がもとになった参考書です。
金のフレーズはTOEICに頻出の英単語を1000語まとめたものですが、
金のセンテンスは金のフレーズの単語を文章にしてまとめて、英文の中で単語が覚えられるように改良されたものです。
apple→りんご
という英単語の覚え方だと実際にテストでその単語に出会ったときに、スムーズに訳ができなくなるかもしれません。
しかし、
I eat apple with my friend→私は友達とリンゴを食べる
という英単語の覚え方だと文章の中で単語を覚えられるので、単語の意味が定着しやすい上にfriend という単語もセットで覚えられます。
このような効果を狙って金のフレーズは金のセンテンスに改良されました。
また、金のセンテンスに登場する例文は、本番のテストの文章を想定して作られているので、英単語を覚えるついでにTOEIC本番の対策もとれるようになります。
なので、金のセンテンスに取り組むことによって単語を覚えられるだけでなく、TOEIC本番の文章を読み解く力もついでに付くようになります。
どんな人におすすめ?
こちらの画像は金のフレーズの著者であるTEX加藤さんの金のフレーズをお勧めしたい人の基準です。
さらにほかのTOEIC高得点を取得した方の情報で多かったのが、
・点数は600点以上
というものでした。
TEX加藤さんの参考書は選りすぐりの良い単語ばかりなので即効性が強く心強いものですが、きちんとしたレベルのものを選ばなければ力にはなりにくいので、注意が必要ですね。
TOIECはあまり得点がとれていない、金のフレーズが終わっていないという方は金のフレーズの記事のリンクを張っておくので合わせてチェックしてみてください。
そして、TOEIC200~300点のあたりで、英語勉強始めたばかりだよという方は公式のボキャブラリーブックがおすすめです。
トイックの点数がひくめの人はこちらの記事をチェックしてみてください。
中身は?
金のセンテンスは金のフレーズの単語1000語に新たに500語をたして合計1500単語を約360文の例文にまとめたものとなっています。
この例文がかなり優秀なもので、TOEICのパート5(短文穴埋め問題)の上限である23文字以内に収まるように例文が作られています。
なので例文に取り組むだけで、語彙が増えるだけでなく、トイックの対策もできるようになっています。
また、この参考書の文章たちは、無料で音声が聞けるようになっています。
なので、音声にも取り組めば、リスニング力も鍛えられるようになるというわけですね。
金のセンテンスのサイズは?
- 17.2 x 10.7 x 2 cmというサイズになっています。
このサイズだと、ポケットにスルっと入って持ち運びやすいので、通勤中の電車の中など、ちょっとした時間にも勉強できそうです。
値段は?
amazonでは979円でした。
お金で損したくないという方は実際に書店に行ってみて中身を確認してみてください。
勉強法
上の画像のように本書の構成は1文章に2~3単語覚えるべき英単語が入れ込められています。
なのでその特性を活かして勉強できたらいいですね。
具体的なおすすめ勉強法を説明していきます。
金のセンテンスのおすすめ勉強法
金のセンテンスの勉強法は大きく3ステップにわけることができます。
①ざっくり目を通す
英単語の勉強はとにかく反復が何よりも大事です。
反復をすることで知識が脳に定着していくことになるのですが、勉強の初めのうちは知識がない状態なので、なかなかしんどいです。
なので、はじめのうちはすべてを理解して完璧に覚えようとはしなくていいです。
ざっくりと目を通して「ああ、こんな単語があるんだな」「この文章は難しそうだな」程度でどんどん進めていきます。
②文章を理解する
ある程度単語と文章に慣れてきたら下の和訳と一緒に文章を読み進めていきます。
これも一度で覚えようとはせず、どんどん進んでいってしまいましょう。
書かれた英文を頭の中で和訳するのを繰り返す作業を何度もしているうちに自然に脳に文章が刷り込まれていくようになります。
③音声を聞きながら音読する
文章を理解してスラスラ和訳できるようになったら、音声をシャドーイングします。
シャドーイングというのは音声と同じタイミングで英文を音読することです。
(音声はスマートフォンアプリabceedか下のリンクからダウンロードできます。
朝日新聞出版 最新刊行物:書籍:TOEIC® TEST 特急 シリーズ (asahi.com))
音声の真似をしてシャドーイングすることで、ネイティブの人は実際にどのように発音しているのか理解が深まりリスニング力が上がるようになります。
ステップ①②が終わりシャドーイングが3~4週できればもうやることなしだと思います。
というものです。この3ステップをしっかりと踏んでいけば脳に定着していきます。
どの勉強でもそうですが、英単語はとにかく繰り返し勉強することが大切です。
何度も触れて記憶に残りやすくしましょう。