金のフレーズはTOEIC対策に有効なの?金のフレーズの勉強法も解説します。
インターネットでTOEICと検索すると「金のフレーズ」という言葉が必ずでてきます。
金のフレーズについて知っている人も知らない人もいると思いますが、この記事では、
- 金のフレーズはなぜTOEIC対策に有効なのか
- 金のフレーズはどんな勉強法がおすすめなのか
について解説していきます。
なぜTOEIC対策に金のフレーズがおすすめなのか
金のフレーズはTEX加藤さんという方が書いたTOEIC対策専門の英単語帳です。
TEX加藤さんは80回以上TOEICを受験されているTOEICテストの専門家のような方です。
TEX加藤さんはTOEICを受けるたびに出てきた英単語を記録して分析してくれていて、その単語を集めたものが金のフレーズになっています。
そして、80回以上もTOEICテストをうけたTEX加藤さんの執筆された金のフレーズですが、金のフレーズによりTOEICテストで結果を出せた人がたくさんいます。
そして、その実績と中身の単語の扱いやすさから金のフレーズはTOEIC対策に必須と言えるほど大切で人気のあるものとなったのです。
英語力はほとんどゼロ、TOEICの点数は200点~300点という方はおすすめしません。
金のフレーズはTOEICで500点を取れるようになった人たちがさらに上を目指すための単語帳です。
なので、英語を始めたばかりの方は銀のフレーズまたは、公式ボキャブラリーブックをおすすめします。
銀のフレーズは実用的で、短期間でトイックの点数をあげるのに有効です。
そして公式ボキャブラリーブックは簡単な単語ばかりなので、TOEICにも慣れてない、何から手を付ければいいのかわからないという方におすすめです。
金のフレーズのおすすめの勉強法は、とにかくたくさん目を通すこと
英単語は一度に暗記しようとしても身につきにくいです。
それよりも、なんども目を通していったほうが記憶に残りやすくなっています。
金のフレーズは1000単語あります。
例えばこれを一日100単語ずつやって終わりという勉強法だと10日かかりますね。
ここでやってみるとわかるのですが、せっかく覚えた100単語は数日で記憶から飛んで行ってしまいます。
なので、どこかでもう一度頭に入れなおさなければならないのですが、覚えきった100単語をもう一度覚えなおす作業を始めるには残りの900単語を覚える作業を終わらせなければなりません。
そうしている間に最初に覚えた100単語は記憶の彼方へ飛んで行ってしまいます。
なので、TOEIC上級者がおすすめしている金のフレーズ(英単語全般にいえることですが)の勉強方法は、1単語を覚えるのにかける時間をできる限り短くしてとにかく何週も回すという方法です。
1週目は「こんな単語もあるんだ~」という調子でどんどん読み進め、
2週目は日本語の訳も見ながら覚える
3週目から覚えてる単語が増えてくるので覚えてない単語を意識する
4週目からは例文にも目を通す
5週目も
…
10週目で終わる
といった調子で1単語10秒程度で何度も何度も単語帳を周回するという勉強法がおすすめです。
人の名前を覚えたいときも実際に何度もあっている人の名前のほうが頭に残りやすいですよね。
これは、人間の脳が、何度も頭に入ってくる情報を大事な情報なのだと思い込み、記憶に残りやすくするという性質からきています。
なので、迷ったら何度も目に通す反復勉強法を試してみてください。